日出学園中学校
目指す教育
“第2の我が家”で育つ、良きフォロワーから真のリーダーへ

四谷進学会 代表・田中:
石川先生、本日はよろしくお願いします。
日出学園さんの教育理念は「寺子屋」「第2の我が家」「良きフォロワー」「グローカル」など、特徴的な言葉が並んでいます。まずは、この“根っこ”について教えていただけますか?
■ 石川先生:
こちらこそよろしくお願いいたします。
本校の教育の核は、一言で言えば「昔ながらの寺子屋の精神を現代に」ということです。
寺子屋では、子どもたちは“自分の夢”を持ち、それを“大人が支える”という構図が自然と成り立っていました。
学力の高低ではなく、その子が「どんな人生を生きたいのか」に寄り添う――それが本校の掲げる原点です。
そして、日出学園は「学校は第2の我が家であるべき」という考え方を非常に大切にしています。
学校は子どもが一日の大半を過ごす場所です。だからこそ、
ほっとできる、安心できる、頼れる大人がいる
そんな空間でなければならないと思うのです。
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田中:
先生のお話はとても温かいのに、同時に“哲学的な強さ”を感じますね。
「良きフォロワー」という言葉は、初めて聞いたとき印象的でした。
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■ 石川先生:
最近は“リーダーシップ教育”が流行していますが、本校の解釈は少し違います。
リーダーになる前に必要なのは、“人の思いを受け取り、理解し、支えられる力”だと考えています。
私たちが育てたいのは、
人の痛みがわかり、人を動かしたくなるような「フォロワー性」
です。
裏方を経験してこそ、
「この人ならついていこう」
と思われるリーダーになれる。そんな人間を育てたいと願っています。
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田中:
リーダー教育を語る学校は多いですが、「フォロワーを育てる」という視点はとても新鮮ですね。
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■ 石川先生:
本校のもう一つの軸「グローカル」も同じ文脈です。
“世界へ飛び立つこと”より、“世界で学んだことを持ち帰る姿勢”を重視しています。
子どもたちには、
「外へ出ても、いつでも戻っておいで」
というメッセージを常に伝えています。
これもまさに“第2の我が家”。
港のような存在でありたいのです。


