特集
その他の特色
独特の行事がある学校特集
■頌栄女子学院中学校
頌栄女子学園中学校では、毎年9月にコ・ラーナーズ・デイという行事があります。通常の学校での文化祭に似た行事ですが、この行事の特徴は、先生と生徒が一緒に勉強をして、そこで学んだことを発表するということです。発表内容は様々で、展示での発表もあれば、ステージでの発表もあります。学級での発表もあれば部活動での発表もあり、どんな雰囲気で勉強をしているのか、どのような生徒がいるのかがよくわかります。その他にも受験生向けの相談も受け付けているため、頌栄女子学園中学校を志望校としている受験生には特におすすめの行事です。
■東海大学附属校
全国に点在する東海大学の附属校では、文化部門とスポーツ部門に分けて、東海大学学園オリンピックという行事を行っています。この行事の目的は、様々な才能のある生徒たちの才能を発揮して、またお互いに切磋琢磨することで成長を促すことです。実際に、普段の学校生活では出会うことのない生徒たちと、同じ競技を通じて研鑽することで、新たな友情が生まれたり、普段は競い合っている同じ学校の仲間たちと一緒になって戦うことで、より友情が深まるなど、人間同士のふれあいの機会にもなっています。具体的には、文化部門では国語部門、理科部門、芸術(造形)部門、芸術(音楽)部門、ディベート部門、数学部門、英語部門、知的財産部門の8部門と、スポーツ部門ではサッカー、陸上などの9競技で大会が行われます。スポーツ大会では各学校ごとに成績が出されるため、個人でいい成績を残すことの他に、学校全体でいい順位をとるということも目標となっています。それぞれの生徒が自分の長所を活かして学校の勝利に貢献することで、集団意識を高めていくことができます。
■豊島岡女子学園中学校・高等学校
豊島岡女子学園中学校では、中学1年生で礼法マナー教室が開かれます。マナー教室を開く学校は他にもいくつかありますが、この行事の特徴は、和室でのマナー、洋室でのマナーをそれぞれ学ぶということです。豊島岡女子学園中学校には礼法部という部活もあり、高校1年生でも再度マナー教室を実施するなど、学校としても礼儀作法を重視していることがわかります。豊島岡女子学園中学校の教育方針である、道徳心を育てる教育にある通り、マナー教室を通じて、形だけの礼儀作法だけではなく、相手を重んじて思いやれる生徒を育てていきます。
■昭和女子大学附属中学校・高等学校
昭和女子大学附属中学校では、ピア・ラーニング(直訳で「仲間と学ぶ」。自分だけで勉強するのではなく、仲間と一緒に長所を発揮し合い、わからない場所を教え合うなど、助け合いながら学んでいく教育)の活動として、朋友班という活動があります。ここでは6学年で縦割りの班を作り、学校の掃除などの日常的な活動や、学校での行事のいくつかもこの朋友班で行います。班ごとにシンボルマークを作り、親睦会なども開きながら協調性を身に付けていきます。上級生と下級生の交流により、普段の生活をする同学年の生徒とは違った経験ができます。