日出学園中学校
校風
穏やかで優しい空気感。職員室は“家のリビング”
田中:
文化祭で拝見した際、生徒たちがとても自然体で驚きました。男子も女子も仲が良く、無理に明るく振る舞うわけでもなく…「この学校は空気が違うな」と感じました。
日出学園の校風はどうやって生まれているのでしょうか?
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■ 石川先生:
よく言われるのですが、本校には“とがった雰囲気”がないんです。
生徒の約7割は穏やかで、のんびりしていて、優しい子たち。
確かに1割ほど、元気いっぱいの子もいますが(笑)
それが突出してしまうことはありません。
みんなが自分のペースを尊重しているからです。
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■ 「職員室=リビングルーム」という設計思想

石川先生:
特に影響しているのが、“職員室を開放している”ことだと思います。
生徒はノックなしで、当たり前のように職員室に入ってきます。
・質問する
・雑談する
・時には叱られる
これらが自然に行われている場所ですので、まさに“家のリビング”。
校長室すらありません。校長も職員室で仕事をし、生徒の声が毎日聞こえる場所にいます。
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田中:
すごいですね。学校の“権威性”を下げることで、子どもが安心して過ごせるようにしているわけですね。
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■ 石川先生:
その通りです。
そして、不思議なことに…
誰も物を壊さないんです。
今年で校舎は16年目ですが、いまだに破損箇所がほとんどありません。
生徒が「この学校が好き」だと自然に行動してくれている証拠だと思うのです。
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■ 男女関係が良い理由
日出学園は、女子校・男子校第一志望の子が「第二志望で受ける」学校でもあります。
その理由を保護者に聞くと、
「異性を変に意識しない空気があるから」とよく言われます。
“家族的な距離感”。
これも長年、多くのご家庭に支持いただいている理由だと思います。


