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かえつ有明中学校

かえつ有明中学校

校風

すぐそばにいるけど、すぐには手を出さない。かえつ有明中学校の「自分をさらけだせる」校風

 

四谷進学会・溝田:
かえつ有明中学校の校風について伺いたいです。どんな雰囲気の学校なのでしょうか?

 

かえつ有明中・宇野先生:
受験生の保護者の方には、あえて「かえつは面倒見良くないですからね」とお伝えしています。もちろん放任という意味ではありません。教員は職員室にずっとこもっていることはほぼなく、なるべく生徒の近くにいます。ただ、私たちが大切にしているのは、生徒自身が自分で考え、自分で解決する力を育てることです。だから、困っているからといって、すぐに答えを与えることはしません。私たちは「すぐそばにはいる。でも、すぐには手を出さない。」というのが本校の主体性を大切にするスタンスです。

 

四谷進学会・溝田:
「近くにいるけれど、先回りはしない」ということですね。実際の生徒さんはどんな様子なんでしょうか?

 

かえつ有明中・宇野先生:
インスタグラムの投稿ではプレゼン上手でキラキラした生徒のイメージを持たれることも多いのですが、休み時間に教室の隅で黙々と読書するのが好きな生徒もたくさんいます。本校の良いところは、それがちゃんと尊重されること。嫌な感じの同調圧力もなく、「その子はそういう子なんだ」とそのまま受け止める空気が、生徒たちの間にも根付いています。

 

四谷進学会・溝田:
ほぼ毎日投稿されるインスタグラムの発信を楽しく拝見させていただきました。

かえつ有明中・宇野先生:
ありがとうございます。今日だけで 5、 6 回は投稿しています。公式ホームページの最新情報では得られないような学校や子どもたちのリアルな様子、時には笑ってしまうようなトピックや、片付いていない個人ロッカーの中の様子までも発信しています。

 

四谷進学会・溝田:

 「漢字テストの落書き」の投稿では、「次の狙いは、部活の先輩と仲良くなる」と書いてあるのを拝見しました。これを見るだけで学校の様子が分かるような気がします。

 

かえつ有明中・宇野先生:
私の国語の授業の時にしている漢字テストですね。漢字テストの余白に生徒たちがその時の思いなどを書いています。校内では、面白いと思ったらすぐ写真を撮るんです。人の顔を撮影する場合にはもちろん本人に声をかけます。面白いなと思ったその時に投稿しないと意味がないなと思っています。

 

四谷進学会・溝田:

宇野先生はじめ広報部が投稿するかえつ有明中のインスタグラムを見ればすべてが分かるといっても過言ではないですね。

 

 

かえつ有明中・宇野先生:
実際に、受験生の保護者さんにもインスタグラムを見てみたら分かると伝えています。説明会とか見学会とかでは、インスタグラムを見ないとかえつ有明を知ったことになりませんからねってニコニコ言ってます(笑)

 

四谷進学会・溝田:

あとは、雨の中 生徒さんたちが学校見学会の手伝いをしに来てくれた投稿がありましたが、どういうことなのでしょうか。

 

かえつ有明中・宇野先生:
一般的には、委員会とか生徒会活動として、生徒と教員で事前に準備をしてから受験生に校内の案内をすると思います。うちはそもそもそういう組織を全く作っていないので、在校生はインスタとホームページを見て、時間が空いてるので手伝いに行きます。と開始30 分前にふらっと広報室に来てくれて、「1 時間すべて任せるね」とお願いすると、その1時間受験生や保護者に向かってマニュアルなしで自分の言葉100%で学校を案内してくれます。

 

四谷進学会・溝田:

どうしてそんなことができてしまうのですか。

 

かえつ有明中・宇野先生:
なぜかというと、受験生の時に先輩を見てるからですね。受験生の時にその当時の先輩を見て、すごいなという思いをもってかえつに合格して、入学したら後輩たちのためにやってあげたいという気持ちだと思います。

 

四谷進学会・溝田:

 「自由な校風」は学校見学の時から先輩から後輩へ、文化として受け継がれていくのですね。

 

かえつ有明中・宇野先生:
たまに受験生の保護者の方に、「案内してくれている生徒たちが手ぶらなのが分かりますか」と声をかけます。「ということは 100% 自分の言葉で語ってるんですよ。そこがうちの特徴ですよ」って。 イベントに参加する受験生には、「受験の主役は君だからね」ということを伝えます。そして、1 年後に目の前にいる先輩の姿になっていることをイメージしてもらった上で、学校見学をしてもらいます。


四谷進学会・溝田:

入学した生徒さんが、イメージとのギャップで不安になることはありませんか。

 

かえつ有明中・宇野先生:
そもそも、本校に入学してくるお子さんたちは、どんな学校かということをちゃんと知っているんですね。だから、入学したらこういうことをやりたいというイメージを持って入学するお子さんが多いです。それでも不安はやっぱりあります。ところが、実際入学して数日経ってから、やっぱり本当に思ってたイメージでいいんだと思ったら、もうそのまま自分をさらけ出してそのまま 6 年間駆け抜けていっています。

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