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足立学園中学校

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校風

「学校・家庭・子ども」で育てる。そんな空気が自然に流れる学校

 

四谷進学会 溝田:

お話を伺っていると、学校だけが教育を担うのではなく、保護者も一緒になって子どもを育てていく、そんな雰囲気を感じます。実際には、学校と家庭はどのような関係なのでしょうか。

 

相澤先生:

まさに、その通りです。私たち教職員も、保護者の皆さんも願っていることは同じだと思います。「子どもが将来、幸せに生きていけるようになってほしい。」そのために、今どんな力を育てていくかを一緒に考えている、そんな感覚です。学校だけでできることには限界があります。だからこそ、学校・家庭・子どもの三者が同じ方向を向いて、一緒に子どもの成長を支えていくことを大切にしています。本校は、保護者の皆様のご理解のおかげで、その協力体制がとてもつくりやすい学校だと思います。

 

四谷進学会 溝田:

入学してからそういう関係が始まるのでしょうか。

 

相澤先生:

実は、入学前からです。学校説明会や体験会に何度も足を運んでくださるご家庭が本当に多くて。早いご家庭だと、小学2年生や3年生の頃から毎年参加されています。何度もお会いしているので、「また来てくれたね。」「受験、頑張ってね。」そんなふうに自然と声を掛け合う関係になっていきます。学校説明会というより、少しずつ学校との距離が縮まっていくような感覚でしょうか。

 

四谷進学会 溝田:

それだけ学校のファンになっているご家庭が多いということですね。

 

相澤先生:

ありがたいことに、そういうご家庭は多いです。実は卒業生のご家族や親戚のお子さんが、「この学校に入りたい」とずっと通ってくださることもあります。中には何年も説明会に来てくださったのに、ご縁がつながらなかったお子さんもいて……。そういう時は、私たち教職員も本当に切ない気持ちになります。それくらい、学校に思いを寄せてくださる方が多いのは、とてもありがたいことですね。

 

四谷進学会 溝田:

先生のお話を聞いていると、生徒さんにも学校の魅力が表れているように感じます。実際には、どんなお子さんが多いのでしょうか。

 

相澤先生:

本当にいろいろな子がいますが、穏やかで素直な子が多い印象です。自分をどんどんさらけ出している生徒もいれば、中には6年間担任をしていても、一度も声を聞いたことがないんじゃないかな、というくらい静かな生徒もいます。

 

四谷進学会 溝田:

本当に様々な生徒さんがいらっしゃるのですね。

 

相澤先生:

はい。でも、それでいいと思います。本校はMicrosoftの「ショーケーススクール」に認定されていて、生徒も教職員も安全なオンライン環境でつながっています。対面ではあまり話さない子でも、チャットでは驚くほど積極的にやり取りをする子もいます。話すことが得意な子もいれば、文章で自分を表現することが得意な子もいる。一人ひとり、自分らしく輝ける場所があることを大切にしています。

 

 

四谷進学会 溝田:

「特定のタイプの子が評価される」という学校ではないんですね。

 

相澤先生:

今は多様性を大事にする時代ですし、学校の中にも、本当にいろいろなタイプの子がいます。教室で活躍する子もいれば、部活動や行事で力を発揮する子もいます。ICTの世界で才能を見せる子もいます。どこかに必ず、その子の居場所がある。そんな学校でありたいと思っています。

 

四谷進学会 溝田:

男子校ならではの良さを感じる場面はありますか。

 

相澤先生:

非常にあります。男の子だけの環境だからこそ、自分をさらけ出せて、いろいろなことに思い切り挑戦しやすいと思います。他人の目を気にせず好きなことに夢中になれますし、失敗しても、笑われても大丈夫です。みんな失敗していますから(笑)。

 

四谷進学会 溝田:

確かに、それなら失敗することへのハードルも下がりますね。

 

相澤先生:

できることだけを繰り返していても、人は成長しません。挑戦して、失敗して、そこから学ぶ。それが一番伸びます。本校では、失敗も成長の一部として受け止めています。だから生徒たちには、チャレンジすることを怖がらないでどんどん向かっていってほしいです。うまくいかなかったことも、「次はどうしよう」と前向きに考えられるようになってほしいです。

 

四谷進学会 溝田:

ここまでお話を伺ってきて、「志」という言葉が何度も出てきました。学校全体が、一つの考え方でつながっている印象があります。

 

相澤先生:

私たちは、何か新しい取り組みを始める時も、行事を考える時も、生活指導をする時も、

「それは生徒の志を育むことにつながるだろうか。」という視点で考えています。一見すると、授業も学校行事も部活動もICT教育も、それぞれ別の取り組みに見えるかもしれません。でも、私たちの中では全部つながっています。すべては、子どもが将来、自分らしく幸せに生きていくため。その土台となる志を育てるためのものです。

 

四谷進学会 溝田:

学校の特色を一言で表すなら、「志共育」という言葉になるのでしょうか。

 

相澤先生:

その通りです。もちろん、学力も大切です。進学実績も大切です。でも、その先にある人生まで見据えた教育活動が私たちの使命です。生徒たちが、「自分は何のために働くのか」「誰の役に立ちたいのか」を考え、志を持ち、自分の力で未来を切り拓いていける人になってほしいと願いを込めて教育活動を行っている学校です。

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