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渋谷教育学園渋谷中学校

授業の強み

授業内容について

四谷進学会:授業内容についてもお伺いしてよろしいでしょうか?

 

 

渋谷渋谷:様々な教員がやりたい形で行っています。逆に言えば、生徒たちが自分たちで選べる、取捨選択できる環境です。しかし、例えばよく聞く麻布さんとか灘さんみたいに、自分の好きなことだけやっている先生がいるわけではありません。ある程度カリキュラムには沿って行われています。そのやり方自体はほぼ教員に任されています。

 

 

四谷進学会:そこは軸みたいなものがあるのですね。

 

 

渋谷渋谷:そうですね。英語は一番そこら辺のやり方が先生によって違うみたいですね。

 

 

四谷進学会:やることはどのように決めているのでしょうか?

 

 

渋谷渋谷:これをやりましょうということは決まっていて、それ以外の、例えばそこへのアプローチの仕方については、各先生方に任せられています。

 

 

四谷進学会:教材も、先生がご用意するのですか?

 

 

渋谷渋谷:そういう教員もいますし、あるいは教科や学年によっては、プラスアルファでこれを使おう、ということもありますね。

 

 

 

 

 

 

 

シラバスについて

四谷進学会:シラバスがあると思うのですけれども、どのようにシラバスを使っているのでしょうか?

 

 

渋谷渋谷:実際に教員としては、年度始めに、1年を通してこういうふうにやっていくよというふうにしか使ってないですが、生徒たちにしてみたら、自分で分からないところとか、躓いてしまったところとかがあれば、そのシラバスを見て、逆戻りしていけるものとなっています。

 

この時期こういうことやっているから、とかですね。数学で言えば、これが分かってこれに繋がるから、ここが分かっていないと、多分今のところも分からないなというのを確認するためのものですかね。作ってはいますけども、そんなに積極的に活用はしているわけではなく、生徒に活用してほしいなというものですね。

 

 

四谷進学会:でも、立ち位置が分かるというのはいいですね。やはり、よく今何をやっているのだろうか、みたいな疑問が出てくるのでしょうか?

 

 

渋谷渋谷:勉強をやっていて、何を勉強していいか分からないという子にとってみたら、ちょっと戻ってみてという使い方ができると思います。でも、やっていることが分からない子は見ても分からないと思うので、なかなか難しいとは思います。

 

 

 

 

 

 

 

生徒に対する授業フォロー体制

四谷進学会:もちろん躓きかけてしまう生徒さんはいると思うのですが、そういう生徒さんに対してのフォロー体制はどうなっているのでしょうか?

 

 

渋谷渋谷:中1・中2は、補習を行っています。長期休みに声をかけて、それぞれの学期に勉強したことの復習を中心に、強制で行っています。

 

 

四谷進学会:強制なのですね。

 

 

渋谷渋谷:これは、中1・中2です。中3からは講習になるので、希望制になります。基本的に補習は基礎をやるじゃないですか。中3からは、基礎コースと、もう1つ今度は上級クラスの、言われなくてもできる子たちをさらに伸ばそうっていうコースがあります。例えば中学校でももう高校とか、下手したら大学入試解いてみようという内容ですね。そういう形でかなり難易度の高いコースと、2つ両方用意していて、取りたければどうぞという感じですね。

どちらかと言うと、中1・中2は、底上げというか、なるべく全員を上げていって、中3からは上の子も引っ張っていこうという感じですね。

 

 

四谷進学会:中3になってくると、やはり自主性がかなり育っているのでしょうか?

 

 

渋谷渋谷:そうですね。できる子は中3でも相当できると思います。

 

 

 

 

 

 

 

授業の雰囲気について

四谷進学会:グループワークだとか、ディスカッションというのもやはりやっているのでしょうか?

 

 

渋谷渋谷:そうですね。具体的に何時間くらいやっているのかというのは私も把握してないですけれども、時々教室を覗いたりすると行っています。教科としては国語を中心に、グループに分かれて話し合いしたりとか、発表したりっていうのをやっています。

 

ただ、もともと教室の雰囲気自体が、発言しやすいので、別にグループに分けずとも、誰かが言ったことに対して、みんなが重ねて言うような感じで授業が進んでいるものが多いですね。

 

 

四谷進学会:なるほど。発言がしやすい空気をどのように作っていらっしゃるのでしょうか?

 

 

渋谷渋谷:特に、中1の時に、発言は否定せず、なるべく聞いてあげるということを意識しています。クラスによって雰囲気も違って、例えば元気のあるクラスだったら、1人が何か喋ると、それに対してワーってなったりしますけども。でも、それもあまり否定せずに1年間通して意識しています。

 

 

 

 

 

 

 

ユニークな授業について

四谷進学会:分かりました。授業では第二外国語を選択できると思うのですが、これをやってらっしゃる理由など何かございますか?

 

 

渋谷渋谷:そうですね。やってはいますけども、やはり週2回程度、1回1時間半くらいなので、正直に言えば、頑張っても日常会話くらいのレベルです。ただやはり色んなことに興味を持てるようになるかと思います。実際に色んな国の言語を喋れれば、それだけ世界が広がると考えます。今は中3と高1を対象にしていて、全部でおよそ100人くらいが履修しています。

 

もちろん、中国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、韓国語といった色んな言語があります。それぞれの言語に分かれて、20人から30人くらいで授業は行っていますね。

 

 

四谷進学会:そうですか。ありがとうございます。弦楽器講座というのも、ユニークだなと思いました。

 

 

渋谷渋谷:それも、基本的には同様です。特に弦楽器は、もともと習っていた子が結構多いです。ただ、どうしても中学になるとなかなか教える先生や、費用の面も含めて、結構負担になるので、基本的には学校でも楽器を用意して、先生にも来ていただいています。やはりこれも週1回か2回ですね。

 

 

 

 

 

弦楽器講座発表会の様子

 

 

 

四谷進学会:もともとやっている子が多いのですね。

 

 

渋谷渋谷:多いです。だから、初心者がポッと入ってくるよりは、やっていた子がそのまま続けたいという子の方が多いですね。

 

 

四谷進学会:なるほど。

 

 

渋谷渋谷:入学式とか卒業式で演奏していますけど、見ているとやはり上手いですよ。

 

時代じゃないですか。僕らの時代そんなの習わせるなんてありえないですよ(笑)。習ってピアノくらい。今やピアノは当たり前みたいな感じですからね。

 

 

四谷進学会②(渋渋7期生):弦楽器講座も、私たちの代くらいからだと思います。私たちの時は、初心者ばかりでした。バイオリンくらいですかね。チェロとか取ると全員初心者でした。だから、私たちの頃とは層が相当変わっている気がします。

 

 

渋谷渋谷:上手い子は、年に1回オーケストラを聴く音楽祭というものにおいて、希望者は一緒に演奏できます。ただ、やはりオーケストラに出るので、相当腕前が良くないと出ることはできません。毎年何人か候補がいるみたいですね。その中から、今年はこの子になりました、とオーディションで選ばれるようです。

 

 

 

 

 

 

 

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