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共立女子中学校

生徒インタビュー

四谷:中学3年生の若原さんと山本さんにお聞きします。

まず、共立に入ってよかったと感じることはありますか?

 

若原さん:共立にはランゲージスクエアという場所があります。そこではネイティブの講師の方と英語で話せるので、とても気に入っています。ランゲージスクエアで交流することで、徐々に英語が話せるようになってきました。

 

山本さん:私は、図書室が広くてよかったです。小学校とは比べ物にならないくらいのたくさんの本があるので、いろいろなジャンルの本を読んでいます。

 

四谷:次に、共立に入って得られたもの、もしくは今後得られそうだと思うものを教えていただけますか?

 

山本さん:共立には礼法の授業があるので、お辞儀やお礼の仕方を学ぶことができました。また、授業を受けることで、相手に対する気持ちをきちんとした仕草や態度で表すことが大切だと気づいて、友達との勘違いをなくせたことがありました。

 

若原さん:私はバレーボール部に所属しているのですが、部活動と勉強の2つを両立できたので、達成感を得ることができました。どちらも両立することで、学校生活を充実できてきます。

 

四谷:では、共立に入学をしようと思った理由やきっかけを教えてください。

 

山本さん:とても広い講堂や、礼法の授業で使う畳の部屋に惹かれました。昔から大切にされている伝統的な空間があるところが気に入りました。また、学校見学に来た時に先輩方がとても優しく接してくれたのも入学を決めたきっかけの1つです。

 

若原さん:私も、校舎の伝統的で落ち着きがある雰囲気がいいなと思いました。他の学校にはない、共立の特徴だと思います。

 

四谷:今現在、打ち込んでいることはありますか?

 

若原さん:私は、部活と勉強の両立を頑張っています。大変な時もありますが、頑張った分結果に表れますし、達成感もあるので努力しています。部活動ではバレーボール部に所属していて、高校の方の練習に取り組み始めたので、もっと上達できるように頑張りたいです。

 

山本さん:私は学校外で、サッカーとピアノを習っているので、学校の勉強との両立を頑張っています。習い事でも目標を持って取り組むようにしています。

 

四谷:将来なりたい自分の像や、やりたいことについて教えてください。

 

山本さん:将来は、責任感を持ち、いろんな人から頼ってもらえるような人になりたいです。私のサッカーチームのキャプテンは、リーダーシップがあってみんなから頼られているので、私もそんな人になりたいです。

 

若原さん:私は、困っている人をすぐに助けられる人になりたいです。その理由は、私の友達や周りの人たちは、私が困っていることや悩んでいることがあったらすぐに助けてくれるからです。なので、私もそういう人になりたいと思います。

 

四谷:尊敬している先生はいますか。また、その先生のどんなところを尊敬していますか?

 

若原さん:私が尊敬する先生は、人との接し方や周りの方に対する礼儀を教えてくれます。普段の生活にも活かせる大切なことを教えてくれるところので、尊敬しています。

 

山本さん:私は、担任の先生を尊敬しています。クラスの生徒一人ひとりのことをよく見てくれてしっかり向き合ってくれるので、素晴らしい先生だと思います。

 

四谷:共立の学校全体の雰囲気について教えてください。

 

山本さん:生徒が元気で明るく、とても活気がある学校だと思います。授業の中でも、自分の意見をはっきり発言できる生徒が多いと思います。総合の時間では、あるテーマについてどう思っているかを考えて発表する時間が多いので、そういった経験を通して徐々に自分の意見を言えるようになってきたと実感しています。

 

若原さん:私は、共立は明るくていい雰囲気だと思います。クラスでも友達一人ひとりと話すことが多いですし、授業中でも生徒同士で話し合う機会が多いので、自分の考えをきちんと話せる生徒が多いと思います。

 

四谷:次に、共立の中で特に仲のよい友達を1人思い浮かべて、その友達のよいところを教えていただけますか?

 

山本さん:私が仲のいい友達は、文武両立できているところが素晴らしいと思います。その子は運動部に所属しているのですが、運動部は、1週間の中でも活動日がとても多いです。その中でもしっかり予習・復習をしていて、私が分からない問題を質問しても優しく丁寧に答えてくれます。私もその子のようになりたいと思っています。

 

若原さん:私の友達は、私が勉強や生活の中で困ったことがあったら助けてくれます。相談するといつもアドバイスをくれるので、その友達を頼りにしています。

 

四谷:最後の質問ですが、中学受験で共立に合格できた1番の理由はなんだと思いますか?

 

若原さん:小学6年生の時に、努力して勉強したことが1番の理由だと思います。コツコツ努力していたことが結果に繋がったと思います。

 

山本さん:私は、家族の支えが1番大きかったと感じています。小学6年生の頃は、テレビを見たり友達と遊びたくなる時期だったのですが、その時でも私が家にいる時は、家族みんながテレビを見ないようにしてくれていたり、朝も早く起こしてくれたりして、勉強ができる環境を作ってくれていました。そのおかげで集中力を切らさずに取り組むことができたと思っています。

 

四谷:ありがとうございました。

続いて、金井先生に追加でお話をお伺いしたいと思います。生徒のお二人のお話をお聞きして、やはり学校全体で明るくて活気があり、自分の意見を言える生徒が多いということでした。その点についてお伺いできますか?

 

金井先生:もちろん、いろいろなタイプの生徒がいるのですが、それぞれの生徒が自分の意見を言っても大丈夫という雰囲気があると思います。特に、中学では国語表現という授業が毎週1時間あるのですが、その授業ではプレゼンテーションをしたり、自分の意見を書いたりする機会が多いです。自分の意見を発表することはもちろん、他の生徒の意見を読んだり聞いたりする機会もとても多いです。国語表現の授業は生徒からも人気がある授業なのですが、その理由を聞くと、友達の意見を知ることができるからという理由が多いです。自分とは違う意見があることに気づいたり、他の生徒のプレゼンテーションに刺激を受けることができているのですね。また、自由に意見を出し合っているので、「こういうことを言ったらだめかな」「自分の意見を発表するのが恥ずかしい」というような考えが徐々になくなっていくのだと思います。

 

生徒が卒業するとき、保護者の方から「娘が共立に入って元気になりました」という声をいただくことがよくあります。小学生の頃は人前で意見を言ったりする子ではなかった生徒が、本校での経験を通して自分の意見を伝えることができるようになったということですね。また、本校の場合は、自分の意見を押し付けたり、ただ目立てばいいという考えではありません。あくまでも、相手のことを考えながら自分の意見を言うということを大事にしています。そのため、いい雰囲気を保ちながら自己開示ができているのだと思います。

 

四谷:学校だけではなく、全てのコミュニティに通じることですね。例えば会社の会議でも、なかなか活発な意見交換が行われないことがあります。それは、意見を言ったら反発されるのではないかと恐れてしまうことが理由の1つだと思います。共立ではそのようなことはなく、いわば心理的安全性が確立されているということですね。

 

金井先生:そうですね。今求められているリーダーシップというのは、1人が強引に物事を進めていくのではなくて、チームの中で自分の役割を見つけながら周りを巻き込んでいくスタイルだと思います。本校にはもともとそういう雰囲気があるのかなと感じています。おとなしい生徒でも、その生徒なりの役割や居場所があるので、楽しく過ごせているのかなと感じています。

 

四谷:その雰囲気は、もともとあったのですか?

 

金井先生:本校は非常に珍しい成り立ちの学校で、1人の有名な創立者の手で作られたわけではなく、34人の立場の異なる人々が集まってできた学校です。そのため、「協力する」「対話する」ということがDNAとして引き継がれているのではないかと思っています。

 

そのため、さまざまな場所で活躍している本校の卒業生を見ていても、やはり強引に物事を進めていっている方は少なく、どちらかというとチームの輪を大切にしている謙虚なリーダーが多いのではないかと感じます。

 

四谷:ありがとうございました。

 

 

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