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佼成学園中学校

目指す教育

「行学二道」の理念で育てる、自ら考え行動できる人材

中学受験で学校を選ぶとき、多くのご家庭が最初に見るのは偏差値や大学合格実績かもしれません。もちろんそれらも大切な判断材料ですが、実際に6年間を過ごす学校を選ぶという意味では、それと同じくらい、あるいはそれ以上に大切なのが、その学校がどのような教育を目指しているのかという点です。

 

どのような考えのもとで生徒を育てているのか。どのような人間になってほしいと願っているのか。学力をどう捉え、体験をどう位置づけ、学校生活全体をどんな成長の場として設計しているのか。そうした根本の部分を知ると、その学校の見え方は大きく変わります。

 

佼成学園中学校が大切にしている教育理念は「行学二道」です。

 

この言葉には、学問として学ぶことと、実際に体験しながら学ぶことの両方を重視するという考え方が込められています。ただ知識を覚えるだけではなく、体験や実践の中で理解を深め、自分の力として使えるものにしていく。そして、その過程の中で、生徒一人ひとりが自分の興味や関心、自分らしい進み方を見つけていく。そこに、佼成学園らしい教育の土台があります。

 

今回は、佼成学園中学校の教育理念や、そこから生まれる学びのあり方について、佼成学園小林先生に詳しくお話を伺いました。四谷進学会の代表田中との対話を通して、同校が目指している教育の本質を見ていきます。

 

知識だけではなく、体験を通して学ぶ

 

代表田中
まず、佼成学園の教育理念である「行学二道」について教えてください。

 

佼成学園 小林先生
「行学二道」というのは、学びと体験の両方を大切にするという考え方です。学問として知識を身につけることはもちろん大切ですが、それだけではなく、実際の経験や体験を通して理解を深めることも同じくらい重要だと考えています。

 

学校生活には授業だけでなく、部活動や学校行事、人との関わりなどさまざまな経験があります。そうした一つひとつの体験が、生徒の成長につながっていくと考えていますし、その中で自分の興味や関心を見つけていくことも多いと思っています。

 

代表田中
知識をインプットするだけではなく、経験の中で意味づけされていくことで、本当の学びになっていくということですね。

 

佼成学園 小林先生
そうですね。知識だけで終わってしまうと、どうしても表面的な理解で止まってしまうことがあります。しかし、自分で体験したことや、自分で調べたり考えたりしたことは、記憶にも残りますし、その後の行動にもつながっていきます。
だからこそ、本校では学びと体験の両方を大切にしたいと考えています。

 

「やらされる学び」ではなく、「自分から深める学び」へ

 

代表田中
保護者の方の中には、どうしても「中高6年間でどれだけ学力が伸びるか」を気にされる方も多いと思います。一方で、学力だけを追いかける教育ではないのだろうなという印象もあります。そのあたりはいかがでしょうか。

 

佼成学園 小林先生
もちろん学力は大切ですし、基礎学力をしっかり身につけることは本校でもとても重視しています。ただ、それと同時に、自分から学ぼうとする姿勢や、自分の頭で考える力も大切にしたいと思っています。

 

言われたことだけをやる、与えられた答えだけを覚えるという学び方では、変化の大きい時代には対応しにくいと思うんです。ですから、なぜそうなるのか、どうしてそう考えるのか、もっと調べてみたい、もっと知りたい、そういう気持ちが生まれるような教育をしていきたいと思っています。

 

代表田中
自分から深めていく学びですね。

 

佼成学園 小林先生
はい。中学受験を経て入ってくる生徒たちは、もともと努力をしてきた子たちです。その努力を、単に受験で終わらせるのではなく、中学入学後のより本質的な学びにつなげていけるかが大切だと考えています。

 

男子が大きく伸びる「タイミング」を大切にする

 

代表田中
男子校で教育をされている中で、男子の成長について感じる特徴はありますか。

 

佼成学園 小林先生
男子は、あるタイミングで急に伸びることがあります。それまではそれほど目立たなかった生徒が、何かに興味を持った瞬間に大きく変わることがあるんです。

 

例えば、ある教科に強く興味を持ったり、探究のテーマに夢中になったり、部活動に本気で取り組み始めたりすると、そこから集中力や行動力が一気に高まることがあります。そうした伸び方は、男子校で日々見ていると本当によく感じます。

 

代表田中
男子はきっかけを掴んだ時の爆発力がある、ということですね。

 

佼成学園 小林先生
まさにそうですね。だからこそ、そのきっかけをどう作るか、そのタイミングでどう支えるかがとても大事だと思っています。無理に急かすのではなく、その子の中にある興味や関心に火がつく瞬間を見逃さず、そこをしっかり後押ししていく。
そうした関わり方が男子教育には特に重要だと感じています。

 

男子校だからこそ、興味を表に出しやすい

 

代表田中
その「きっかけ」を掴みやすいのは、やはり男子校という環境も関係していますか。

 

佼成学園 小林先生
あると思います。男子校では、比較的、生徒が素でいられる環境があります。自分の好きなことや関心を、あまり周囲の目を気にせずに表に出しやすいんですね。

 

例えば、虫が好き、鉄道が好き、歴史が好き、音楽が好き、科学が好きといったことを、変に隠さずにそのまま出せる。そうすると、自分の「好き」が深まりやすいですし、そこから学びにつながっていくことも多いです。

 

代表田中
思春期の時期に、好きなものを好きと言える環境があるのは大きいですね。

 

佼成学園 小林先生
そうですね。何かに本気で夢中になれることは、とても大事だと思います。その入口が広く開かれているという意味でも、男子校の環境には大きな価値があると感じています。

 

探究学習は「興味」を学びに変える場

 

 

代表田中
佼成学園は探究学習にも力を入れていると伺いました。まさに今のお話ともつながる部分だと思うのですが、どのような取り組みをされているのでしょうか。

 

佼成学園 小林先生
探究学習では、生徒が自分の興味を出発点にして研究テーマを設定し、調査や考察、発表を進めていきます。本校では探究が特別な一部の生徒のものではなく、教育の柱の一つとして位置づけられています。

 

中学1年生の段階では、いきなり難しい研究をさせるのではなく、まずは「興味を持つこと」「問いを持つこと」を大切にしています。そこから徐々に、自分で調べ、考え、まとめ、人に伝えるという流れを経験していきます。

 

カッパ研究のエピソードが示すもの

 

代表田中
印象的だった探究の事例があれば教えてください。

 

佼成学園 小林先生
印象に残っているものの一つに、「カッパの伝説」をテーマにした研究があります。

 

その生徒は、日本各地にカッパの伝説があることに興味を持ったんです。そして、調べていく中で、なぜ地域によってカッパの性格が違うのかという疑問を持ちました。

 

さらに調査を進めると、カッパの伝説がある地域の多くは川の近くで、しかも流れの速い危険な川の近くでは「怖いカッパ」、流れが穏やかな川の近くでは「優しいカッパ」という傾向が見えてきたんですね。

 

つまり、昔の人たちは、危険な川に子どもが近づかないようにするために怖いカッパの話を作り、逆に穏やかな川の地域では違う意味づけがなされていたのではないか、という考察に至りました。

 

代表田中
とても面白いですね。単なる民話の話ではなく、地域文化や自然環境、人々の暮らしまでつながっていくわけですね。

 

佼成学園 小林先生
そうなんです。最初のきっかけは「カッパって面白い」でもいいんです。でも、そこから深く調べていくと、文化や自然や歴史、人間の知恵のようなものまで見えてくる。そうした学び方ができるのが探究の面白さだと思っています。

 

「好き」が学びの入口になる

 

代表田中
今のお話を聞くと、探究学習というよりも、生徒が「好き」を入り口にして、学ぶことそのものの面白さに出会っている感じがします。

 

佼成学園 小林先生
まさにそうだと思います。生徒にとって、自分の興味や疑問から始まった学びは強いんです。与えられたテーマよりも、自分で見つけたテーマの方が粘り強く取り組めますし、調べることそのものが苦になりません。

 

そうした経験を重ねることで、「勉強はつらいもの」ではなく、「知ることは面白いもの」と感じられるようになる。そこは非常に大きいと思っています。

 

将来につながる力を育てる

 

代表田中
探究学習で身につく力は、大学受験やその先にもつながっていきそうですね。

 

佼成学園 小林先生
はい。探究学習を通して身につくのは、単なる知識ではありません。

 

疑問を持つ力
調べる力
情報を整理する力
自分の考えをまとめる力
人に伝える力

 

こうした力は、今後ますます求められていくものだと思います。大学入試の形も変わっていますし、社会に出てからも、自分で課題を見つけて解決していくことが求められます。そうした意味でも、本校の探究学習はとても大きな意味を持っていると感じています。

 

佼成学園が育てたい生徒像

 

代表田中
最後に、佼成学園が目指している生徒像について改めて教えてください。

 

佼成学園 小林先生
世の中はこれからますます変化していくと思います。その中で大切なのは、自分で課題を見つけ、自分で考え、行動できる人になることだと思っています。

 

誰かに言われたことをこなすだけではなく、自分の中から問いを持ち、自分の意思で学び、自分の力で前に進んでいける。そういう人材を育てていきたいと考えています。

 

行学二道という理念も、探究学習も、男子校としての環境づくりも、すべてはそこにつながっています。6年間の中で、生徒たちが自分の興味や可能性を見つけ、それを自分の力で広げていけるような教育をしていきたいと思っています。

 

代表田中
ありがとうございました。教育理念の部分だけでも、佼成学園が単に学力を伸ばす学校ではなく、学び方そのものや、生き方の土台まで大切にしている学校なのだということがよく伝わってきました。

 

佼成学園 小林先生
ありがとうございました。

 

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